え? 不妊治療を?

さて、今回の慰謝料請求の新着情報は、
夫の不倫相手が不妊治療を行っていたケースのお話です。

夫が勝手に家を飛び出して、不倫女性と同棲を始めたのみならず、
あろうことか、その不倫女性が不妊治療を始めた場合、

はたして、夫から精子提供を受けた行為が、
不貞行為に該当するかどうかが問題となって参ります。

確かに、その行為だけを取り出せば、夫との間に肉体関係はないため
不貞行為を理由に慰謝料請求ができないように思えます。

しかし、裁判所は、

不倫女性が夫との間で自分の子供をもうけるだけの関係を築き、
実際にも子どもが生まれる可能性のある行為に及ぶことは、

いわば、夫婦同様の関係があるといえるのであって、
婚姻共同生活の維持を求める権利を有する妻にとって、

それは不貞行為に等しいか、
これを超える大きな苦痛が生じたというべきである!!

と判示して、
夫の不倫相手に慰謝料200万円の支払いを命じました。

(東京地裁平成24年11月12日判決)

まだ夫との離婚が成立していないのに、
そそくさと不妊治療を始めるなんて本当にありえない!

本当はあったでしょうが、
夫との間に肉体関係がないから慰謝料なしとは言わせない!

そんなこんなのお話でした。

ふくやま mirai 離婚相談室


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