求償権を放棄する?

こんにちは!

ふくやま mirai 離婚相談室
カウンセラー行政書士の木村浩康と申します。

さて今回の事務所のトピックスは、
夫(妻)の不倫相手に慰謝料請求をした場合のお話です。

不倫相手に慰謝料請求を行いますと、
その回答書に次のように書かれていることがございます。

「不倫における当方とあなたの夫(妻)との責任割合は5分5分です。」
「あなたの夫(妻)に対する求償権を放棄する分減額してください。」

確かに、このたびの不倫の責任が5分5分で、
こちらが不倫をした夫(妻)と離婚をしないのであれば、

財布が一緒であるため、仮に不倫相手から100万円の慰謝料を得たとしても、
夫(妻)が求償権を受けて50万円を不倫相手に支払うことになります。

そこで、不倫トラブルを簡便に、そして迅速に解決するため、
不倫相手からの上記の提案に応じるケースがあるかもしれません。

しかし、不倫における責任割合は、単純に5分5分になるわけではありません。
責任割合は事件ごとに異なりますので、裁判をしてみなければわかりません。

そして、そもそも、不倫をした夫(妻)と離婚となるならば、
いくら夫(妻)が不倫相手から求償を受けようが、まったく関係のない話です。

さらに、不倫における慰謝料債務は、
「不真正連帯債務 ふしんせいれんたいさいむ」となりますので、

被害者から慰謝料を請求されれば、
求償権うんぬんという前に、慰謝料を全額支払わねばなりません。

不倫相手の弁護士から「求償権を放棄するから、その分減額を!」
と言われましても、

不貞行為をした夫(妻)との離婚を決断するなら、
そのような減額請求に応じる必要はありませんのでご留意を下さいませ。

以上、不倫相手に慰謝料請求した場合に、よくある回答に関するお話でした。
ご参考になれば幸いです。

ふくやま mirai 離婚相談室

〒720-2124
広島県福山市神辺町川南419-1
レイクタワービル503

離婚相談&不倫相談
木村法務行政書士事務所

行政書士木村浩康
TEL 084-963-2351

Follow me!

  • Facebook
  • twitter
  • Hatena