信じていたと言われても!

今回の慰謝料請求の新着情報は、

「夫婦関係がうまくいっていないと聞いていた!」

夫の不倫相手に慰謝料請求を行った場合に
よくある言い訳のお話です。

「ソチラのダンナ様から
夫婦関係がうまくいっていないと聞いてまして、、、」

との反論は本当によくなされます。

確かに、妻子持ちの夫と不倫交際をするうえで、
故意も過失もなければ、不法行為責任を負うことはございません。

夫からうまくいっていないと聞かされて、これを信じていたのだから
自分には故意も過失もないと言いたいところなのでしょう。

しかし!
裁判所は、そのような主張をほとんど認めません。

夫の夫婦関係が破綻しているとの説明を鵜呑みにして
漫然と不貞を続けたことは、妻に対する不法行為となる。

(大阪地裁平成21年3月27日判決)

夫の夫婦関係が破綻しているとの説明を鵜呑みにして
事実確認しなかったから、少なくとも過失があった!

(東京地裁平成22年12月24日判決)

不倫相手は、逆に夫の言葉から、離婚していないことを
認識していたのであり、単に破綻を希望していたに過ぎない!

(東京地裁平成25年9月27日判決)

夫がそんなことを言っても真実とは限らない!

(東京地裁平成25年12月17日判決)

・・・etc

以上、不倫女性が夫の言葉を信じて
夫婦がすでに破綻していたと思っていたとしても、

不倫女性は慰謝料債務を免れない!!

そんなこんなのお話でした。
ご参考になれば幸いです。

ふくやま mirai 離婚相談室


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